【第6章】カードの価格は、3種類の需要に分けて考えると見えてくる!?

【第6章】カードの価格は、3種類の需要に分けて考えると見えてくる!?

こんにちは、天音です!!

今回はカードの需要についてです

カードの価格は、需要と供給のバランスで変化するわけですが、

自分はこの「需要」を3つに分けて考えてますので、簡単にご紹介です

カードの価格を左右する3種類の需要

① プレイ需要

価格変化に対して一番影響が大きいのが、このプレイ需要ですね

島が落ちることはありません!!笑

逆にスカラベは残念ながら、スタン落ちした瞬間にほぼ紙切れですし、

神ジェイスは、禁止かどうかで価格が大きく変動するので、こわいです

 

これまでに書いてきた「フォーマット」や「言語の統一」もプレイする前提でのお話ですが、

自分はこのプレイ需要が「一時的」なのか「半永久的」なのかをかなり注意して見ています

短期の値上がりを期待する場合は別として、一時的な価値に投資するのはリスクが高いので避けます

 

それこそ昔で言えば、極楽鳥や対抗呪文、ダメランがまさか20年後に使われていないなんて、

当時の自分には読めなかったですし、蝕みや吸収も生き残っていると思っていましたね

未来のプレイ需要を読むのはめちゃくちゃ難しいと感じています

 

新しいフォーマットが誕生したり、プロツアーでの活躍を機に高騰する可能性もあったりしますが、

この「プレイ需要を見極める」のは至難の業なので、過信しないよう、慎重に買いましょう

 

すくなくとも、プレイ需要が無いものは基本的には売れませんので、

そこは踏み外さない方が良いかと思います

プレイ需要は不安定であり、高騰・暴落の要因になる

未来のプレイ需要を正確に見極めるのは不可能

「一時的」か「半永久的」かをシビアに見定めていけると良い

 

② コレクション需要

素敵な絵、アルファ、ベータ、Foil、プロモ、思い出補正などのカードの需要が該当します

 

例えばトレイリアのアカデミーは皆さんもご存知の通り、

マジック史上でも屈指の強さを誇るぶっ壊れカードですが、

ほとんどのフォーマットで禁止なのでプレイ需要は極めて低いです

 

その代わり、思い出補正や有名なカードという事で、1枚持っておきたい、みたいな需要が高いので、

2018年現在でも4,000円程度しますし、いずれ7,000円くらいにはなると思います

 

このコレクション需要は、爆増する可能性は低いですが、その分安定して高い価値を保てるので、

時間経過でゆっくり値上がりを待つという買い方をするなら、コレクション需要を重視しましょう

 

ただし、本当に欲しがっている人がいるかどうか = 真に人気があるのか否か、は超重要なので、

アルファやベータの使われないコモン(ライオンはレアですが笑)を抑えたりするのは、微妙かなと思ってます

(心から欲しがっている人が多いわけではないので、たぶん飼い手が見つかりません笑)

コレクション需要の割合が高いカードは価格も安定しており、時間経過でゆっくり値上がりする

ただし、コレクション需要ありきの場合は、売るのに苦労する可能性が高いので、注意が必要

 

③ 投資需要

最近比重が大きくなってきているのが、この投資需要です

再録禁止カードが高騰するのも、基本的にはこの需要が要因ですね

 

「できる限り早い時期に安く買いたい」という需要とも言えるので、

正直これに抗うには「自分も早く買う」しかないです笑

 

とは言えBlack Lotusを買いましょう、と言っても高すぎて買えないので(笑)

本ブログがひとつの参考になればと思い執筆しています

 

ちなみに、投資需要ありきで価格が高い場合は、

買う側も安く購入することをかなり重視していますので、

高騰した後のカードはそのまま高値では売れにくい事には注意が必要です

 

具体的なカードで3つの需要を考えてみます

「裏切り者の都」の価格を3つの需要で解釈すると

2014年には5,000円から10,000円に高騰

2018年には10,000から25,000円に高騰

「無色のデュアルランド」と称されるほどの高級な土地ですね

 

この25,000円を需要ごとに考えると、あくまで私見ですがこんな感じかなと思ってます

① プレイ需要:15,000円

② コレクション需要:2,000円

③ 投資需要:8,000円

 

要するに、今はプレイされているから価格が高いけど、

もしプレイされなくなったらサラっと10,000円を切る可能性があります

実際には、プレイする人の大半が既に持っているにも関わらず、

皆プレイしそうだし再録禁止だから買っとけ、みたいな投資の印象も受けますね

 

マナ加速はヤバイ強さですが、結構なデメリット持ちですし、

禁止の可能性や無色デッキの衰退、上位互換の登場を考慮すると、

再録禁止とは言えプレイ需要に偏りすぎてて、大量に買う気にはなれないです

 

「稲妻(ジャッジ褒賞)」の価格を3つの需要で解釈すると

今度は稲妻の60,000円を需要ごとに考えてみます

① プレイ需要:20,000円

② コレクション需要:20,000円

③ 投資需要:20,000円

 

各割合は適当だとしても、10年後に稲妻が全く使われないというのは考えにくいですし、

最悪使われなくても、稲妻というカードのファンは多いので、価格が暴落する可能性は低いです

 

2018年の時点で既に高騰していますし、今後も値上がり続けると思います

こうゆうカードに早くから投資してる人は、勇気があって目利きが優れているなと感じますね笑

ちなみに自分はまだ買えてませんw

 

将来の値上がりを期待する場合、どの需要で価格が成り立っているのかが重要

どれかの需要に偏っているよりも、バランスよく価値があるものをオススメします

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